EC専用の在庫分析・自動発注システム

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年間24万円ですぐに元が取れるシステムとは?

2023/12/10 公開

〜目次〜
  1. 分析システム導入の注意点
  2. 導入後にすぐにもとが取れるシステムとは?
  3. 分析システムの最大の課題とは?
  4. 通常の分析システム

1. 分析システム導入の注意点

年間売上5億円のA社が年間500万円の在庫分析システムを導入した場合、分析システムのもとを取るには、いくらの売上増が必要でしょうか? 仮に売上高営業利益率が5%の場合、1億円の売上増が必要となります。 これは、年間売上20%アップであり、もとを取ることは不可能に近いと思われます。 コスト倒れしてしまいます。

それでは、年間売上100億円の会社の場合はどうでしょうか?1億円の売上増が必要となります。 1%となりますので、なんとなくもとを取れそうな気がします。 しかしながら、分析がお金を生み出すことはありません。

分析は、元データだけあれば、エクセルやTableauなどのBIツールを活用すれば、低コストでできる作業です。
高い分析システムを導入した場合、その費用対効果の検証が重要になるかと思います。
売上が数十億円以下の会社では、高額な分析システム導入はリスクが大きいものとなります。

2. 導入後にすぐにもとが取れるシステムとは?

分析システムと発注支援システムがセットになって料金が安いシステムを選定するのがいい思います。

発注業務は、時給の高い経営者や幹部が行っていることが多い重要業務であり、発注データを作成するには発注分析業務が不可欠となっているからです。

例えば、経営者の時給が5,000円として、4時間の発注分析時間を削減した場合、20,000円の削減となります。
月額20,000円の分析システムを導入しても4時間削減するだけでシステム代金のもとが取れてしまいます。

さらに在庫分析システムとして以下の機能があれば、当面は十分かと思います。
実質的に分析システムは、無料で利用できることとなります。

① ABC分析(売上ベース、粗利ベース、出荷ベース)で週次・月次計算
② SKU単位に在庫日数計算
③ 在庫回転率、在庫日数計算
④ Tableau(BIツール)データ連携機能

小売業は、POSを活用しています。POSは、各種データを蓄積するシステムです。
POSからデータを取得して、各種分析を行っていますが、この分析業務に多額の費用をかけてはいません。
エクセルを活用したり、TableauなどのBIツールにデータを取り込んで分析を行っています。
分析は、施策である仮説を立てるため活用するもので、分析業務が売上を上げるわけではないことを理解する必要があります。

3. 分析システムの最大の課題とは?

分析システム導入の最大の課題は、初期のデータ連携作業です。
こちらは、SEなどITの専門家の支援が不可欠となり高額な業務です。

販売データや在庫データがあるのは、カートシステム、OMS、WMSとなりますので、それらと分析システムを連動させてデータを取得できるようにする必要があります。

4. 通常の分析システム

分析システムへのデータ取込みに工数がかかる。この作業は全く利益を産まない作業となっている。

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